魔法・罠・効果によるダメージで勝利することを目的とするデッキ。自分から無理に戦闘しなくていいため、攻撃をロックするカードを活かしやすいのが特徴。
モンスターによる戦闘ダメージと異なり、効果ダメージを与えるカードの多くは通常罠などの使い捨てカードである。そのためちまちまとしたダメージでは相手のライフを0にする前に、自分のカードが0になって押し切られてしまう。目安としては1枚のカードで相手に1500~2000くらいのダメージを与えられるようにしていきたい。バーンデッキにおいては普通のデッキで前提とされる「相手よりカードの枚数差で勝る」考え方は不要。自分のカードが0になっても、相手のライフが0になっていればよいからだ。
効果ダメージを与えても、それを越えるペースで相手のモンスターに殴られていてはこちらのライフがもたない。そこで《光の護封剣》や《レベル制限b地区》などで自分の身を守っていかなければならない。しかしこれら防御カードばかりが手札に来てしまっても、相手に攻撃することが出来ず時間だけが経ってしまう。防御カードとダメージカードのバランスは慎重に考えなければならない。
《デビル・フランケン》による大ダメージは大きな魅力。あらかじめ効果ダメージで少しダメージを与えておけば、簡単にこのカード1枚で勝利することができるだろう。(メインから《デビル・フランケン》を決める要素を混ぜたデッキは「バーンフラ」や「バンキル」などと呼称されている)
強力な効果ダメージを与えられる罠カードを止める《王宮のお触れ》、ロックカードを破壊する《氷帝メビウス》や《魔法効果の矢》。そして一切の効果ダメージを0にする《デス・ウォンバット》が天敵で、これらのカードで簡単に対策されてしまう。裏を返せば、それを読んでのこちらのサイドチェンジも簡単ということだが…。