《青眼の白龍》

《青眼の白龍》デッキとは

読んで字の如し。《青眼の白龍》を召喚して勝利することを目的としたデッキです。《青眼の白龍》は、原作のメインキャラの一人、海馬が主力として使用したモンスターカードです。原作中では最強のモンスターカードとされていたこともあり、非常に人気が高いモンスターカードです。OCGでも攻撃力3000以上を持つカードの中では(2枚の《使者》を除けば)デメリットが少ないため扱いやすく、さらに召喚をサポートするカードもいくつか登場しています。

2005-03~

サンプルデッキ

《白竜の聖騎士》タイプDO用デッキデータ

モンスター / 18枚

  • 魔導戦士 ブレイカー
  • 墓守の偵察者×3枚
  • 白竜の聖騎士×2枚
  • 同族感染ウィルス
  • 青眼の白龍×3枚
  • 賢者ケイローン
  • マンジュ・ゴッド×2枚
  • ブレイドナイト
  • ブラッド・ヴォルス
  • クリッター
  • キラー・スネーク
  • カオス・ソルジャー -開闢の使者-

魔法 / 16枚

  • 滅びの爆裂疾風弾×2枚
  • 白竜降臨×2枚
  • 天使の施し
  • 大嵐
  • 早すぎた埋葬
  • 洗脳-ブレインコントロール×2枚
  • 光の護封剣
  • 強欲な壺
  • 強奪
  • スケープ・ゴート×2枚
  • サイクロン
  • いたずら好きな双子悪魔

罠 / 6枚

  • 八式対魔法多重結界
  • 破壊輪
  • 聖なるバリア-ミラーフォース-
  • 激流葬
  • 亜空間物質転送装置

2004-09~2005-02

サポートカードの代表

《白竜の聖騎士》

攻撃力1900・守備力1200 ドラゴン族 レベル4 光属性

「白竜降臨」により降臨。フィールドか手札から、レベルが4以上になるようカードを生け贄に捧げなければならない。このカードが裏側守備表示のモンスターを攻撃した場合、ダメージ計算を行わず裏側守備表示のままそのモンスターを破壊する。また、このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」1体を特殊召喚する事ができる。(そのターン「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」は攻撃できない。)

儀式モンスターカードのため、召喚には手順を必要とします。生け贄にささげることで《青眼の白龍》を特殊召喚できる能力を持っています。(ただしそのターン攻撃はできない)また、ある程度の攻撃力を持っている上に裏守備表示モンスターは効果を発動させずに破壊することができるので、このカード自身が主力として利用する事ができます。《青眼の白龍》の召喚だけでなく、攻撃をサポートする上でも強力なお供となるでしょう。

《正義の味方 カイバーマン》

攻撃力200・守備力700 戦士族 レベル3 光属性

このカードを生け贄に捧げる事で、手札の「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」1体を特殊召喚する。

下級モンスターカードなので、工夫をしなくても召喚する事ができます。このカードも同様に、自身を生け贄とすることで《青眼の白龍》を呼び出す事ができます。このカードで《青眼の白龍》を特殊召喚する場合、手札に《青眼の白龍》が存在する事が条件となります(《白竜の聖騎士》はデッキからでもOK)。ただし、召喚したターンにそのまま《青眼の白龍》が攻撃に参加できるので、早さではこちらのほうが上といえます。しかし《カイバーマン》自体に攻撃力がまったくないため、攻撃は《青眼の白龍》頼みになってしまうでしょう。

《滅びの爆裂疾風弾》

通常魔法

「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」が自分フィールド上に表側表示で存在している時のみ発動する事ができる。相手フィールド上のモンスター全てを破壊する。このカードを発動したターン「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」は攻撃できない。

《青眼の白龍》が存在していることを条件に《サンダー・ボルト》を放つ事が出来るカードです。効果自体は制限カードの能力なので実に強力ですが、代償として《青眼の白龍》が攻撃できなくなってしまうので、トドメの一撃としては少し使いにくいです。しかし相手フィールドだけをすべて除去してしまう効果は非常に強力なので、《青眼の白龍》デッキでは主力武器のひとつになるでしょう。

《青眼の白龍》デッキのタイプ

大きく分けると以下のようにに分かれます:

  • 《白竜の聖騎士》を中心として、儀式をしながら《青眼の白龍》召喚を狙うタイプ
  • 《正義の味方 カイバーマン》を中心にし、《増援》などでこれをサーチして、《青眼の白龍》召喚を狙うタイプ
  • 《融合》で《青眼の究極龍》を狙うタイプ

《白竜の聖騎士》型の場合、儀式を投入することで《マンジュ・ゴッド》などの儀式サポートカードも搭載していかなければならないため、デッキのスペースを大きくとることになってしまいます。そのため入れたいカードが入れられなくなってしまう可能性がありでしょう。

《カイバーマン》タイプの場合は、《カイバーマン》を入れるだけでよいため、その分他に色んなカードをチョイスすることができます。《増援》が使いやすくなるので、戦士族を混ぜるのが一般的でしょうか。

《融合》を狙う場合もまた、融合についての徹底したデッキ構築が必要とされるので、非常に難しいです。原作さながらの気分を味わえるのはこのタイプですが、ただ《融合》を1枚だけ入れたところで、《融合》を成功させるのは非常に難しいことと言えます。

動かし方

簡単です。《青眼の白龍》の攻撃力3000というパワーで押し切ってしまう、それだけです。

相手の邪魔な壁モンスターはすべて《滅びの爆裂疾風弾》で焼き払ってしまいましょう。その際に「粉砕・玉砕・大喝采」「ワハハハハー」とでも言う事ができれば、あなたも立派な海馬の仲間入りです。

サンプルデッキ

《白竜の聖騎士》タイプ(DO用デッキデータ

モンスター / 18枚

  • 魔導戦士 ブレイカー
  • 魔導サイエンティスト
  • 墓守の偵察者×3枚
  • 白竜の聖騎士(ナイト・オブ・ホワイトドラゴン)×2枚
  • 同族感染ウィルス
  • 青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)×2枚
  • 賢者ケイローン
  • マンジュ・ゴッド×2枚
  • ブレイドナイト
  • ブラッド・ヴォルス
  • ならず者傭兵部隊
  • キラー・スネーク
  • カオス・ソルジャー -開闢の使者-

魔法 / 16枚

  • 滅びの爆裂疾風弾(バーストストリーム)×2枚
  • 非常食×2枚
  • 白竜降臨×2枚
  • 大嵐
  • 早すぎた埋葬
  • 心変わり
  • 光の護封剣
  • 苦渋の選択
  • 強欲な壺
  • 強奪
  • 悪夢の蜃気楼
  • スケープ・ゴート
  • サイクロン

罠 / 6枚

  • 破壊輪
  • 亜空間物質転送装置
  • リビングデッドの呼び声
  • ゴブリンのやりくり上手×3枚

《ブレイドナイト》《ブラッド・ヴォルス》《亜空間物質転送装置》など、原作で海馬が使用したカードをいくつがギミックとして投入しました。高いパワーでごり押しという、海馬さながらの戦術を楽しむ事ができるでしょう。